週刊少年ジャンプ 2018年50号
ワールドトリガー
鈴鳴第一の新戦術は次週におあずけ。あと2回でジャンプSQに移籍しちゃうから、それまでにある程度盛り上がってほしいなー。
戦況は修が東隊の奥寺と遭遇し、交戦に。どちらかというと直接交戦せずに暗躍に徹したい修が全員の中で最初の接近戦になってしまうとはなんたる皮肉か。
がんばれオサム!
修はなぜか応援したくなってしまう魅力があるよね。
アクタージュ
先週に引き続き、今週も素晴らしかった新進気鋭のこの漫画。
プロットは特別斬新なものではないけれども、作者が意図しているもの伝えたいものを有無を言わさず紙面から納得させるその表現力はスゴい。
描写の「説得力」が素晴らしいんだよね。
最近神掛かってるなー。こういうのが見れるんならまだまだ続いてほしい。
火ノ丸相撲
まさか火ノ丸が八艘飛びをする日が来るとはねー…!
高校時代の蛍と火ノ丸の会話を思い起こせば、火ノ丸が変化をするなんて絶対にありえなかったはずだ。
ここまで信念を変える主人公も、ジャンプでは相当珍しい。高校時代とプロの大相撲、両方の時代を描いているからこそ起こりえる事象だろうな。
しかも、横綱相撲にこだわっていた高校時代の火ノ丸も、こだわりを捨ててでも勝ちにこだわる今の火ノ丸も、両方ポジティブな印象を保ったままってのがなお凄い。ここに至るまでの火ノ丸の身に起こった事件や火ノ丸の葛藤を、何週間もかけてしっかり描いてきたからこそできたことなんだろうな。
なんにせよ、今週の火ノ丸相撲は久っしぶりに満足感高かった。
やっぱいい漫画だな、火ノ丸相撲。