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【アニメ】ルパン三世 テレビスペシャルと劇場版のオススメを淡々と紹介していく

ルパン三世

 

俺はルパン三世が大好きだ。

 

正確に言うと、ルパン三世テレビスペシャ劇場版が大好きだ。

30分版を毎週延々と見続ける根気はないが、2時間で短くまとめられたものなら見る気が起きるらしい。

 

知らない人もいるかもしれないが、ルパン三世は1989年から2013年まで毎年必ずテレビスペシャルが新しく作られており、その数は実に26作品にも及ぶ。加えて、劇場版が7作品。この中から、独断と偏見と気分でオススメを淡々と紹介していこうと思う。

 

最初は俺の好きな作品をランキング形式で紹介しようかと思ったが、(特にルパン三世の)好みは年齢によって大きく変化するもんで、中高生のときにつけたBEST10と今のBEST10が全く違うものになっていた。(子供の頃はコメディ寄りのルパン三世が好きだったが、今はどちらかというとハードボイルド寄りのルパンの方が好き)なので、子供の頃好きだったものと今好きなものを織り交ぜつつ、順不同で紹介していくことにする。

 

 

1979年 ルパン三世 カリオストロの城

言わずと知れたルパン三世最高傑作。笑い、アクション、ストーリーのカタルシス、登場人物の何気ない仕草の一つ一つまで完璧の一言。古参のファンの間では「ルパンがいい人過ぎる」との批判もあるみたいだけど、ルパン一味にとっては大分後期の話だと考えると色々としっくりくる。欠点といえば次元と五エ門の活躍が少ないことぐらいか。個人的には、車がパンクしたら何も言わずにジャンケンしたり、スパゲッティを取り合ったりするルパンと次元の長年の男の友情感あふれる描写が大好き。

とにかくいつ誰が見ても面白い最高の作品。ルパンをあまり見たことのない人は、迷わずまずこれから見てほしい。

 

 

1996年 ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密

トワイライトジェミニの秘密 ― ルパン三世 TVスペシャル第8弾 [DVD]

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続いて、コメディ寄りの作品から1本。多分、ギャグパートはこれが一番面白い。子供の頃カリオストロをのぞいて一番好きだった作品。ストーリーもスピード感あふれてるし最後のオチが綺麗に決まっていて好き。欠点は、今見ると栗田貫一の演技が残念なこと。子供の頃は、声優の演技が下手だとか気にならなかったんだけどなぁ…。

ルパン三世に「笑い」を求めるならオススメはコレ。ひたすら明るく楽しく笑える作品。あと、けっこうエロい。

 

 

1993年 ルパン三世 ルパン暗殺指令

ルパン暗殺指令 ― ルパン三世 TVスペシャル第5弾 [DVD]

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逆にハードボイルド寄りの作品から1本。これも多分カリオストロと同じくルパン一味にとっては大分後期の話で、そのせいか大人なルパン一味の立ち振る舞いがひたすらカッコいい。今、カリオストロ以外で好きな作品を1本選べって言われたら、多分これになる。珍しく次元にスポットライトが当たってる作品でもある。残念な点といえば、せっかく銭形がルパン一味に入っている数少ない作品なのに、全く活躍してないところか。俺はギャグキャラなとっつぁんじゃなくて、カッコいいとっつぁんが好きなのに…。

ルパンにハードボイルドさを求める人にはこちらをオススメ。大人な雰囲気を纏うカッコいい4人が見られるよ(残念ながらとっつぁんはギャグキャラ)。

 

 

1998年 ルパン三世 炎の記憶~TOKYO CRISIS~

炎の記憶/TOKYO CRISIS ― ルパン三世 TVスペシャル第10弾 [DVD]

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カリオストロ以外で)ルパン初心者にオススメは?と言われたら、ちょうどいいのがこの作品。コメディ寄りの作品で、話のテンポもいいし、ストーリーもわかりやすい。銭形のとっつぁんが主役の作品で、ヒロインのまりやが可愛い。この頃のテレビスペシャルはだいたい全部面白い。

 

 

1997年 ルパン三世 ワルサーP38

ワルサーP-38 ― ルパン三世 TVスペシャル第9弾 [DVD]

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ルパンファンなら絶対外せないのがこの作品。おそらく人気ではカリオストロに次いで2番目に高い。ルパンの愛銃『ワルサーP38』にまつわる話。完成度の高いストーリー、哀しげなエンディング、終始流れるシリアスな雰囲気がとにかく評価が高い。ヒロインのエレンはルパンファンの間で未だに根強い人気を誇る。

シリアスな作品が好きならコレ。ルパン関係なく1本の映画として完成度が高いので、ルパンと思わず単独の映画作品だと思って見てもいいかも知れない。

 

 

1987年 ルパン三世 風魔一族の陰謀

ルパン三世 風魔一族の陰謀 [DVD]

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この作品は全てのルパン作品の中で最も異色である。なんでかって、長いルパンの歴史上で声優を全員総入れ替えしたたった一つの作品だからだ。ルパンを『ポートガス・D・エース』『ピッコロ』『諸星あたる』の古川登志夫さん、次元を『ギレン・ザビ』や『サウザー』の銀河万丈さん、五エ門を北斗の拳の『レイ』や『ぶりぶりざえもん』を演じたあの塩沢兼人さん、不二子を『則巻アラレ』の小山茉美さん、銭形を『星一徹』の加藤精三さんが演じている。そうそうたる面子だけあって、このキャストでのルパン三世もめっちゃイイ!!!個人的には、大好きな塩沢兼人さんの声が聞けるので大満足な作品。

声優の入れ替えばかりがフィーチャーされがちだが、中盤のカーチェイスはルパン史上でも最高の部類に入る出来栄えの良さだし、ストーリーもよくまとまってて、かつとっつきやすく、普通の作品として見てもかなり上位に入る名作。ルパン初心者にも普通にオススメできる。

 

 

まだまだ紹介したいが、とりあえずここで一区切り。

続きはまた明日。