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【漫画】ちびまる子ちゃん の 想い出

ちびまる子ちゃん

 

今や、『サザエさん』『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』と並ぶ、

国民的アニメの一つ。

このアニメを見たことがないという人は、

今やほとんどいないんではないだろうか。

 

だが、今の20代より若い人たちの中には、

原作である漫画『ちびまる子ちゃん』を読んだことがない、

という人は、意外といるんじゃないか?

 

ちなみに俺の小学生時代は、

妹が毎月購読していた「りぼん」に『ちびまる子ちゃん』は

バリバリ現役で連載中で、

ウチには連載開始から最初に連載終了するまでの

ちびまる子ちゃん』14巻が全巻揃っていた。

 

だから『ちびまる子ちゃん』は何度も読み返したし、

さくらももこのエッセイである『もものかんづめ』シリーズや『あのころ』シリーズ、

『そういうふうにできている』や『ももこの世界あっちこっちめぐり』なんかも

本棚に揃っていたから、彼女の書く漫画や文章にはすごい慣れ親しんで育ってきた。

 

ちびまる子ちゃん』は子供向けの漫画だと思っている人もいるかも知れないが、

なかなかどうして、バカにできない。大人になっても面白い。

 

むしろ、『ちびまる子ちゃん』のすごいところは、

数年に一度読み返すと、必ず「爆笑するポイントが前回と変わっている」ところだ。

 

まる子と同じ小学3年生のときに大爆笑した箇所、

中学生のときに読んで笑った箇所、

高校生になってから読んで大笑いした箇所、

全部違う。

 

きっと、今読んでも、以前は笑わなかったページで笑う。

あぁ、もう一度読み返してぇなぁ。

 

何度読んでも新鮮な笑いがあるって、すごいよこの漫画は。

 

でも何度読んでも笑う箇所もやっぱりある。

とりあえずねぇ、ひろしがコタツのコードに足ひっかけて転ぶシーンは

何度思い出しても笑うわ。

 

個人的には、後期の目がクリっとして小さくデフォルメされて純真無垢な感じのまるちゃんより、

初期の頭が大きくて目が死んでて性格の悪いまる子の方が好き。

たぶん、愛すべきフィックションの中の女の子になってしまった「まる子」より、

まだ描かれている内容が作者の実体験であり、作者自身の分身でしかなかった「まる子」の方が、

より毒のある描き方をされてるからなんだろうなぁ。

 

いや、でも寿司の話とか思い返すと、後期でも結構毒のある話は多いか。

あの性格の悪さの塊みたいな「永沢君」が登場するのは後期だもんな。

 

ちなみに1巻や2巻の単行本の後ろの方には、

ちびまる子ちゃん』ですらない読み切りエッセイ漫画が収録されてるけど、

これが何気にめっちゃ好きだった。

本編の『ちびまる子ちゃん』以上に毒気が効いている。

 

とにかく『ちびまる子ちゃん』は、さくらももこの性格の悪さが滲み出た、

毒のある笑いが魅力なのだ。

 

いやぁ、さくらももこは性格悪いなぁと思うよ俺は。

そしてそれが、彼女の描く漫画に出汁のように美味しく染み出している。

良い意味で性格が悪いからこそ、あんなに面白おかしい話が描けるんだと思う。

 

年齢を重ねてから読み返すと、笑える箇所が変わる漫画。

毒のある笑いが魅力の漫画。

それが、原作の『ちびまる子ちゃん』。

 

アニメしか見たことがない人は、漫画も読んでみるといい。

アニメと漫画しか見たことない人は、エッセイも読んだほうがいい。

漫画もエッセイも抑えてるって人は、もう一度読み返そう。

 

俺も今一度、1975年の清水にタイムスリップしようかな。