にわかじこみの一般人。

おすすめの漫画・ゲーム・映画などをわかりやすく紹介していきます。

【アニメ】魔法少女まどか☆マギカ を 好きなように語る

魔法少女まどか☆マギカ

 

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↓ こちらの記事が年間アクセス数1位だったことを受けて、

魔法少女まどか☆マギカ』についての記事を書きました。

 

といっても分析や考察をするわけではなく、

にわかが好き勝手に語るだけですが。

 

 

魔法少女まどか☆マギカ」を見たことない人へ

魔法少女まどか☆マギカ』(以下、略称:まどマギ)は震災の年、2011年のアニメです。もう8年も前のアニメなので、こういうのが好みの人間にはあらかた知れ渡ってる…と思ってました。

ところが、2年ほど前、友人と3人で話していて、「まどマギを見たことがない」という友人にぶち当たりました。

彼曰く、「どうせカードキャプターさくらみたいな『萌え〜』なアニメなんでしょ?そんなオタクが見るようなアニメ、見たくないよ」とのこと。

僕ともう一人の友人は目配せして、「そういう奴にこそ一番見てほしいアニメだから、黙って3話まで見ろ」と強硬に押し売りしました。

僕たち2人の勢いに負けた彼はしぶしぶ見始めましたが、3日後にはドハマリして全話視聴完了し、1週間後には自分の友人たちを集めて上映会を開催していました。

 

カードキャプターさくら』が「萌え〜☆」なアニメかどうかは僕は知りませんが*1、とにかく言いたいのは、『まどマギ』を「オタク御用達のキャラ萌え〜☆なアニメ」だと思っている人にこそ見てほしいということ。

しかもそれは、「まどマギはそういうアニメじゃないから偏見を取り払って見てほしい!」という意味ではなく、むしろ、

「ぜひともその偏見を持ったまま見てほしい、その方が、裏切られたショックで、より面白くなるから」

という意味です。

 

放送当時から8年たって、まどマギがどういうアニメかは広く知れ渡っているので、今時そんな偏見を持ったままの人はかなり珍しいのかもしれません。なので、今時期にそんな偏見を持ったまま「まどマギ」を見ることができたその友人は、めちゃくちゃ 幸運 と言えるでしょう。

 

なのでこのブログを読んでいる人にはあまりいないでしょうが、もし2019年になった今でも、「まどマギって萌えアニメでしょ?」っていう偏見を奇跡的に持っている人がいたら、ぜひとも真実を知る前に今すぐ見てみてください。その体験が現代にできるのはめちゃくちゃ希少価値です。

 

放送当時はそういう「え、オタク用の萌えアニメでしょ?笑」って言っていた人間に片っ端から視聴をすすめて、後日、掌を返して熱く語ってくる姿を見るのが、楽しくて仕方がありませんでした。笑

 

ちなみにこのアニメを他人に勧めやすいのは、全12話でサクッと完結しているところ。

普通アニメって全24話か全53話ですから、勧められても全部見るのに12時間とか27時間とかかかるんでめちゃくちゃしんどいんですが、このアニメは6時間もあれば全話サクッと見れちゃうので、そういう意味でもとっつきやすくてすごいオススメです。

 

*1:カードキャプターさくらファンの方、不快な思いをさせてしまっていたら申し訳ありません

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【アニメ】ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風 を振り返って

ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風

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先日完結した、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風

第1話から最終話まで、10ヶ月間、追いかけ続けたワケだけど、

ここで振り返って総評を書いて、この10ヶ月間の締め括りにしたいと思う。

 

 

3部、4部と比較して

今回の第5部のアニメ化はとにかく最高だった!

自分が好きなのは原作で言うと 第3部>第4部>第5部 だが、

アニメだけで見たら 第5部>第3部>第4部 だ!

って言えるほど、今回のアニメ化は大成功だった。

 

第5部には 最終決戦がいまいち盛り上がらない という欠点があるし、

第3部の最終決戦であるDIO戦、

第4部の最終決戦である吉良戦、特に 川尻早人 vs. 吉良吉影 のパート は、

神掛かって素晴らしいクオリティだったから、

瞬間最大風速でいったらその2戦が最強になるけど、

それらを除いて全体で見たときは、今回の第5部が全体的に最もクオリティが高かったし、一番面白かった。

 

第3部のアニメ化も素晴らしかったけど、忠実に忠実に忠実に原作を完全に再現する姿勢は、第5部の原作をしっかり大事にしつつも入れるべきところには大胆にオリジナルを入れてきた姿勢と比べると、「腫れ物に触るようなアニメ化だった」と少し感じてしまうほど、第5部制作陣の挑戦心は素晴らしかった。

第4部は吉良吉影関連のエピソードは全く問題なかった、どころか過去最高に素晴らしいアニメ化だったけど、それ以外の対戦の幾つかが大きく省略されてしまって魅力が損なわれてしまったのは残念だった。特に「ジャンケン小僧」や「シンデレラ」のエピソードは今思い出しても悔やまれる。対して、第5部はほぼ全エピソード原作以上の魅力を引き出してくれた(残念だったのは第22話くらいか)。

 

とにかく、基本は原作を忠実に再現しつつも、必要だと思ったところには大胆にアレンジを入れ、その上で全てのエピソードにおいて原作以上の魅力を引き出してくれた今回のアニメ化は、本当に大成功だった!

アニメスタッフの、「絶対に素晴らしいものにしてやるッ!」という執念と覚悟とスゴ味が、全39話の全てからビンビン伝わってきた。本当に魂のアニメだよ。凄すぎる。

 

 

アニメ映えする第5部

さて、そんな第5部のアニメ化だけど、十分素晴らしかった第3部、第4部のアニメ化に輪をかけて、更に素晴らしいものになったのはなぜか。

それはひとえに製作陣の情熱もあるけれども、3部4部にはなくて第5部にだけ存在する「あるもの」が、今回の成功につながった、と自分は思っている。

 

キーワードはズバリ アニメ映え

 

全39話の感想の中でも何度も使ってきたこの『アニメ映え』という言葉。

この言葉を、自分は「原作時にはあまり面白くなかったもしくは普通だった点が、アニメになると面白くなること」もしくは「原作時にも面白かった点がアニメになると更に面白くなること」という意味で使っていた。

アニメ化し、動き、色、声、音楽が付くことで、原作よりもさらに面白くなった!

第5部にはそうなる要因が、3部4部よりもずっと多かった。

 

 

アニメ映え要因 その①:乗り物バトルによるスピード感!

第5部は3部4部と比較してスピード感のあるバトルがとにかく多かった!

その要因は様々あるけど、最大の要因が「乗り物」上でのバトルが多かったこと。

ケーブルカー、クルーザー、トラック、特急列車、車、飛行機、ヘリコプター、

第5部は疾走している乗り物上でのバトルがとにかく多い!

ついでに言うと、味方内のスタンドの一つは乗り物そのものだ。エアロスミスは当然普通の人型スタンドよりビュンビュン動き回る。

そういえばミスタの「弾丸」も、同じ理由で5部の「スピード感」をアップさせることに一役買ってるな。ミスタの発砲シーンが多かったことも、5部がアニメ映えする要因の一つかもしれない。

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とにかく乗り物上でのバトルが多いなどの理由で、第5部にはスピード感のあるバトルが多い。

こういったスピード感のあるバトルは、アニメ化すると「動き」と「時間」が付くため、原作より更に面白くなったり、原作では気付かなかった面白さに気付きやすくなったりする。

更に言うと、乗り物内でのバトルは必然的に限られた空間内での戦いになるので、閉塞感 とそれによる 緊張感 も出すことができる。

 

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特にギアッチョ戦のカーチェイスは凄かったな。

未だにこれを見て鳥肌立ちまくったことは忘れられない。

 

 

アニメ映え要因 その①:最後まで目の光を失わない敵との決着シーン

第5部最大の魅力は味方も 敵も カッコいいこと!

これは原作のときからわかっていたことだけど、これによって、3部4部では「ただ単に気に入らなかった悪者をボコボコにしてスカッとするシーン」だった 勝利用BGMシーン が、「西部劇の早撃ち対決のような、最後まで緊張感が失われない鳥肌シーン」に進化したのは、自分にとっては想定外の変化だった。

特に今回の勝利用BGMはめちゃくちゃカッコよくて、かつ5部のイメージにピッタリだったから、これが流れる決着シーンが毎回面白かったのは本当に魅力的だった!


 

今までの敵って金で雇われたゴロツキとか普通の住宅街の住人だったから、決着シーンではすでに情けない姿を晒しているかヤケになってるか、そういうパターンが多かったんだよね。

ところが今回の5部は味方も敵もマフィア。アマチュアではなく命のやり取りのプロフェッショナル。だから戦いに赴いた時点で既に死ぬ覚悟をしてきているし、だから追い詰められても最後の最後まで目の光を失わない。

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そんな目をギラつかせた2人が対峙し、早撃ちのようにスタンドを繰り出し合う決着シーンが、アニメになって面白くないわけがないよ!

 

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特にナランチャとギアッチョの炎の決着はカッコよかった。

リアルタイムで見たとき「これラストバトル?」と思ったもんな。

 

 

アニメ映え要因 その③:複雑なスタンド能力

第5部は3部4部と比較して、ますます複雑な能力が数多く登場している。

そしてこれが、アニメで見るとすごくわかりやすくなっている。

 

原作時には文字を読んで頭を使って理解しなければいけなかった能力が、視覚的に一発でわかるようになっている。

そしてそうなると、余計なところに頭を使わなくていいから、そのスタンドの怖さや強さに、素直に没入できるようになる。そうすると、ひいてはストーリーそのものに原作のときよりスッと感情移入できるようになる。

これは思いの外大きな効果だった。特に、5部のバトルのスピード感を楽しむために、いちいち特定のページで立ち止まらなくていいのは良い。

 

ついでにいうと、これは敵の能力が判明した後だけじゃなくて、敵の能力が判明する前から 効果を発揮するのも良かった。

ジョジョでは、新しい敵と出会ったとき、何かしら「奇妙な」出来事が起こるもんだけど、原作ではまずこの時点で「何が起こったか」がわかりにくかったりする。そういった場面が、アニメではすごいわかりやすくなっていたから、前半の ホラー描写 がものすごく力を発揮するようになっていた。

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特にキング・クリムゾンの能力のアニメ化は素晴らしかったな。

アニメになることを想定して作られた能力だったんじゃないか?と思うくらい。

 

 

アニメ映え要因 その④:風光明媚なイタリアの風景

そして最後は、なんといっても舞台が ア であることでしょうよ!

白黒ではわからなかった「イタリア」というロケーションの魅力!

色だけじゃない、線も綺麗になり、大画面になったことで、イタリアの観光名所を回りまくる第5部の魅力が最大限引き出されていた。

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なんてことない街並みが、空と海と緑が、素晴らしく美しい国、イタリア。その最高のロケーションの中で繰り広げられるバトルが、5部の最大の良さの一つであることは間違いない!

原作では日本語の文字だったところが全てイタリア語に直っていたのも、このアニメ映えに一役買っていたね。あの改変はディ・モールト・ベネ。「水着はビキニなんだ!オレの下はスタンド!だ。」がカットされてしまったことを除けば…(泣

 

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特にポンペイでのバトルは良かった。

ポンペイってあんなに綺麗なところなんだって、アニメになって初めて知ったよ。

 

 

まとめ

以上、細かく言うと多分まだまだアニメ映え要因はたくさんあるけど、

とにかくこういった要因と、スタッフの情熱によって、3部4部よりもさらに素晴らしいアニメ化となった第5部、黄金の風

 

いやぁ、幸せな10ヶ月間でした。

ディ・モールトグラッツェ

 

第6部のアニメがあるかどうかという話を始めると、また違う話題になってしまうので、ここではやめときましょう。

 

とにかく第5部のアニメは素晴らしかった。

制作陣に感謝。

 

そして今日までブログをお読み頂いた皆様にも感謝です。

ブログ自体はまだまだ続きますが、「ジョジョの奇妙な冒険_第5部_黄金の風_アニメ_感想」というカテゴリについてはこれにて完結となります。

ご愛読、ありがとうございました。

 

 

さてさて、今後もまた、様々な名作の素晴らしいアニメ化が実現するといいですね。

そうなることを願って、また明日から真実に向かっていきましょう。

 

 

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アリーヴェ・デルチ!

 

 

【ネタバレ感想】週刊少年ジャンプ 2019年36・37合併号

週刊少年ジャンプ 2019年36・37合併号

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今週は魂震わす見開きと一枚絵だらけで嬉しい!

どれか3つに絞れないよ、どれも素晴らしい。

 

 

ハイキュー

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いや本当に1話の中に何回逆転に次ぐ逆転仕込んでくるんだろうね。

これでまだラスト1点とかじゃないんだぜ、この盛り上がりで。

今週は読んでて辛い1話だったから、来週は烏野の逆襲が始まるといいな。

 

 

呪術廻戦

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最近、この漫画も一種の「オサレ」漫画なんじゃないかと思い始めてきた。

BLEACH』とは狙ってる層は全く真逆なんだけど、「ある特定の"カッコつけ"層の需要を満たすようなキャラクターの言葉や行動のやり取りを楽しむ漫画」っていう意味では本質は共通してるんじゃなかろーか。

BLEACH』が狙っているのは厨二病患者、この漫画が狙っているのはヒネクレた漫画読み、という違いはあるけれど。

プロットではなく雰囲気を楽しむ漫画というのも似ている。

今週のこのシーンとかめちゃくちゃ「オサレ」だと思ってしまったもん。あぁ、ヒネクレた漫画読みが好きそうな感じだ、って。

ちなみに批判じゃなくて褒め言葉ですこれは本当に。ある特定の需要をバッチリ満たす漫画を描けるって本当に素晴らしいことだと思ってるんで。

 

 

僕のヒーローアカデミア

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かねてより自分は、「ラスボスが主人公みたいに成長していく漫画ってないかなぁ」と思っていた。悪役が主人公ではなくて、ライバルキャラでもなくて、正義の主人公の成長も描く傍らでラスボスになる(後の)悪の親玉の成長も並行して描かれるような漫画。

小物だったザコが成長してラスボスになっていく様が描かれていったら、結構面白いと思うんだけどなぁ。そんな漫画ないかなぁ、と思っていた。

あったよ。

今のヒロアカがまんまそうなってる。

そして思っていた通り結構面白い。

小物だった死柄木がラスボスのオーラを徐々に身に付けていくのは結構読み応えがあるなぁ。

 

 

呪術廻戦 6 (ジャンプコミックス)

呪術廻戦 6 (ジャンプコミックス)

 

【アニメ】ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風 最終話 感想

ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風

Episodio 39 眠れる奴隷

 

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いや、『眠れる奴隷』のエピソード、

めちゃめちゃ素晴らしかった。

 

前にも書いた通り、自分は第5部で好きなのは vs. チョコラータ&セッコ 戦 までで、ラストバトル〜眠れる奴隷 は 全然好きじゃなかった。どころか、第3部からここまでずっとぶっち切りで絶頂の面白さを維持してきたのに、どうして最後こんな終わり方になっちゃったのかな〜と、すごく残念にさえ思っていた。

 

ところが、今回改めて見て、年齢を重ねたからなのか、アニメになったからなのか、めちゃくちゃ素晴らしいエピローグだと思ってしまった。

 

 

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特にこの3人が会話をしている場面で、ピアノの曲が静かに穏やかに流れているのが本当もう最高。

 

正にザ・王道少年漫画!って感じの熱い最終決戦で締め括られた3部、4部と比較すると、この不思議で穏やかで少し寂しげな前日譚で締め括られるというのが、5部ならではって感じでディ・モールト・ベネ。

 

年齢を重ねたからなのか、「このエピソードがある」ってことを知った上で見ることができたからなのか、ようやく、自分もこのエピローグの良さがわかるようになったんだなぁ。

 

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5人もいたブチャラティチーム。

そのうち1人は道を違え、3人は死に、残ったのはミスタたった1人だけ。

そんな運命をまだ知らない彼らの、何気ない日常のやりとり。

それが、たまらなく切ないよなぁ。

 

 

眠れる奴隷 について

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さて、このエピローグ『眠れる奴隷』には、一体どんな意味があったのか。

この記事が非常によくまとまっているので、興味がある人は読んでみるといいです。

正直言って、ジョジョ第5部を単なるバトル漫画、第3部や第4部と同じように手に汗握るスタンドバトルの応酬ッ!って楽しみ方をしてきた人にとって、このエピローグは蛇足でしかないです。

そして、それでもいいと思います。それも一つのジョジョの楽しみ方です。

 

でも、第5部は、3部4部と違い、作品全体に一つの一貫したテーマを持っています。

それが、

「運命は変えられないものだとしたら、人の生き方に意味はあるのか?」

というものです。

 

どんなに頑張ったって結果が変わらないとしたら、頑張ったって意味ないんじゃないの?

過程に意味なんてないんじゃないの?

 

このテーマは、主人公とラスボスの最後のスタンド能力にも現れています。

過程を消し飛ばし、自分に都合のいい結果だけを残す『キング・クリムゾン

結果を消し飛ばし、過程だけを永遠に繰り返させる『ゴールド・E・レクイエム』

 

そして、この問いに作者なりの答えを出したエピソードが2つ。

 

一つ目が、アバッキオの最期を描いた、

『今にも落ちてきそうな空の下で』

この話の中で、名もなき警官が言う言葉、

「そうだな… わたしは「結果」だけを求めてはいない。「結果」だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ………。近道した時、真実を見失うかもしれない。やる気もしだいに失せていく。大切なのは、『真実に向かおうとする意志』だと思っている。向かおうとする意志さえあれば、たとえ今回は犯人が逃げたとしても、いつかはたどり着くだろう?向かっているわけだからな。…………違うかい?」

目先の結果に一喜一憂していると、確かに変えられない運命に生きる気力をなくしてしまうかもしれない。でも、向かっていく意志を持ち続ければ、大局的に見ていつかは目指しているものに辿り着ける。という話。

 

そしてもう一つが、この『眠れる奴隷』

ブチャラティの悲惨な死は、決定付けられた運命だった。どころか、それをミスタが無理矢理捻じ曲げようとしたことで、ブチャラティの死の運命は変わらないばかりか、アバッキオナランチャの死の運命まで決まってしまった。

ミスタは、「ブチャラティアバッキオナランチャの死」という結果を変えることはできなかった。

 

じゃあ、ミスタのやったことは無意味なことだったのか?

 

そうではないことは、この物語を最後まで見届けた視聴者は全員知っている。

ブチャラティアバッキオナランチャの遺志は、残った者たちに受け継がれ、トリッシュを救い、ディアボロという巨悪を倒し、矢をジョルノという正しい者に受け渡し、結果としてイタリアという国に住む大勢の人を救うことになる。

 

もしブチャラティがあそこで安楽死していたら、もしくは運命が変わらずブチャラティヴェネツィアでそのまま死んでいたら、トリッシュは殺され、ディアボロという巨悪は世に蔓延ったままだった。

ミスタのやったことは、確かに大きな意味を持つ行動だった。

だけど、そんなこと、そのときのミスタが知る由もない。

 

「運命は変えられないものだとしたら、人の生き方に意味はあるのか?」

その問いに対する作者の答えは、こうだ。

「たとえ結果という運命が変えられないとしても、その過程で必死にもがき、懸命に生きる姿は、誰かに何か大きな影響を与える、大きな意味のあるものなんだ」

それを描いたのが、まさにこのエピローグ『眠れる奴隷』なのである。

 

 

さて、そんな大きな意味を持つエピローグ『眠れる奴隷』も最高の形でアニメ化してくれて、もはや言うことなしですわ。

 

ちなみに、今回の39話、Huluで見ると、テレビでは流れなかった SE付きの最後の特殊OP を見ることができます。

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めちゃめちゃかっこいいので、是非ご覧あれ。

 

 

EDは、予想通り、『ゴールド・E・レクイエム』に変化しましたね!

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そしてラストシーン

 

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いや、もう、言うことないっすわ。

 

ディ・モールト・ベネ!

 

10ヶ月間、本当に楽しませていただきました。

制作陣のみなさん、本当に本当に心からありがとうございました!

ディ・モールトグラッツェ!!

 

6部があれば、またお会いしましょう!!

 

※総評記事はまた後日公開します。

 

【アニメ】ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風 第38話 感想

ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風

Episodio 38 ゴールド・E・レクイエム

 

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OPカッコよすぎんだろ!!!

最終回でまさかの特殊OP二段変化!

まぁじで格好良すぎるわ!!!!!

 

 

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しかもDIOの面影を匂わせるニクい演出付き!

これはファンにはたまらんわ!!

 

 

さて、遂に始まった、

ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風、最終回1時間スペシャル。

 

前半はボスの悲惨な死にっぷりがたっぷりと丁寧に描写されて終了。

 

 

 

そして…

 

 

 

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唐突に始まる『眠れる奴隷』のエピソード。

 

果たしてこの何の前触れもなくあまりにも唐突に差し挟まれた前日譚が何を意味しているのか、未読者はもちろん、既読者にとっても、改めて考えるいい機会になりそうだ。

 

 

にしても…

 

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やっぱりブチャラティってあまりにもカッコよすぎない!?

ていうか理想の上司すぎない!?

 

ギャングなんかに関わるべきじゃないときちんと警告し、部下を信頼し、理路整然と相手を論破し、現実を突きつけ、でも想いは真摯に汲み取る。

最高じゃないっすか。本当に。

 

 

そしてここからの流れが…

 

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ローリングストーンズ、

アニメで見るとめちゃくちゃ怖くない!?

 

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これぞホラー!って感じの演出。

『眠れる奴隷』ってこんなホラーな話だったんだな。

原作読んでるときは気付かなかった。

アニメの演出が素晴らしすぎるわ。

 

 

さて、

この石には一体どんな意味があるのか。

この彫刻家は何者なのか。

 

そして、この物語はどういった結末を迎えるのか。

 

全ては次回、後半の30分、正真正銘の最終回にて!!

 

 

【ネタバレ感想】週刊少年ジャンプ 2019年35号

週刊少年ジャンプ 2019年35号

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Dr.STONE

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やー、もう、めっちゃ切ない。

仲間も全て失って、文明を知る者は自分以外に誰もいない中、たった一人、孤独に砂金を拾い続ける百夜はどんな思いだったんだろうか。

生きていると信じてはいるけれども、今どこにいてどうなっているかもわからない息子のために、何十年も、川の底を攫い続ける。

カッコよすぎるやろ…泣ける…。本当に素晴らしい父親だよ。

 

 

鬼滅の刃

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「叶うことなら私も君たちのように 体一つで人の命を守れる強い剣士になりたかった」

何これ産屋敷様 理想の上司すぎんだろ。

今週の産屋敷様の言葉が最初から最後まで全部素晴らしすぎる。

読んでて不死川と同じように泣きそうになっちゃったよ。

 

百夜か産屋敷様か。今週は甲乙付け難いカッコいい大人が2人も登場。

素晴らしい少年ジャンプだ。

 

そしてラストは鬼殺隊最強の男、悲鳴嶼さんが登場。

猗窩座は主人公が、

童磨はしのぶ・カナヲ・伊之助が倒したけど、

黒死牟は残りの柱全員がかりで倒す感じになるのかな?

 

 

ゆらぎ荘の幽奈さん

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やー、こういう頭悪い頭脳戦大好き 笑

銀魂の鍋会を彷彿とさせる心理戦でしたね。

野球拳に技と戦略を駆使ってwww

こういう真剣だけどバカバカしい戦いこそがこの漫画の本領を発揮する土俵なんだろうから、どんどんやってほしいwww

 

 

Dr.STONE 11 (ジャンプコミックス)

Dr.STONE 11 (ジャンプコミックス)

 

【ネタバレ感想】週刊少年ジャンプ 2019年34号

週刊少年ジャンプ 2019年34号

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火ノ丸相撲

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ついに完結!

とにかく絵の迫力がいつも凄くて、良くも悪くも王道な漫画で、傑作ではないけど良作な漫画で、基本的に高いクオリティをずーっと維持し続けていたため、いつも安心して楽しく読むことができました。

予想を裏切り期待を裏切らないのが最高の漫画なら、

予想を裏切らないけど期待も裏切らない、最高ではないけど良質な漫画でした。

 

長所は何といっても 絵の迫力が凄まじい こと!

その迫力が、好感しか沸かない漢気溢れる主人公火ノ丸をはじめ、個性豊かなキャラクターの魅力を120%引き出していて、読んでて痛快でした。

短所は 展開が読めてしまう こと。

良くも「悪くも」王道すぎるほど王道な漫画のため、話の展開には一片の意外性も紛れ込ませないので、「あぁ、このあときっとこうなるんだろうな」と思った 100%その通りに 話が進んでしまうので、読んでて冷めてしまう場面も多々ありました。特に試合の勝敗においてそれは顕著で、作中でこんだけ沢山の取り組みが描かれてきた中で、おそらく試合結果が予想を外れたことは 一度もなかった と思います。まぁそれは、奇をてらわずに一番面白くなる展開をしっかりと描けている、読者の多くが納得する結末を選べているという長所でもあるのですが…。

やはりたまには予想を外して、「この先どうなるかわからない」というワクワク感を読者に持たせるのも、漫画には必要なことなんだなぁと改めて実感しました。

 

ともあれ、5年間とても楽しませていただきました。

ありがとうございました!

 

 

僕のヒーローアカデミア

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うわぁ、えげつない…!

誰しもに起こりうる子供のちょっとした感情の昂りで、家族を自分の手で皆殺しにしてしまう可能性があるなんて、個性社会ってなんて残酷なのだろうか。

これ、作中屈指の巨悪の誕生エピソードみたいに描かれてるけど、この設定なら同じようなことが普通に日常的に世界中で起こりまくってるよなぁ。

普通の漫画なら確かにラスボス誕生レベルのトラウマエピソードだけど、ことこの漫画の作中世界においては、死柄木みたいな奴は山ほどいるんじゃね…?

 

 

呪術廻戦

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夏油の 見開きパンチ2連発 が爽快すぎるwww

その前にワンちゃんが突然丸々1ページで出てきたと思ったら走馬灯でしたってのも面白すぎるwww

この漫画、自分にとっては「たまに意外と面白い」ぐらいの位置付けでしかないけれど、こういう演出見る度に、ハマる人にはすっごいハマるんだろうなぁと思う。

 

 

火ノ丸相撲 26 (ジャンプコミックス)

火ノ丸相撲 26 (ジャンプコミックス)